たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録3:ゲアン省へ
マダムヒエンでのディナーを終え、ホテルに戻ってきました。
翌日の朝が早いため、お茶もせずに早々に帰ってきました。
と言うのも、翌日からゲアン省に向かうためです。
私が3ヶ月間お世話になる団体の本社はハノイにあるのですが、ゲアン省に支社もあります。
団体の代表がその支社に行く必要があるため、私も同行することになりました。
今後、私はハノイの本社だけでなく支社でも活動することがあるため、一度どんなところかを事前に確認しておいた方がよいということでした。
ゲアン省の支社には翌日のお昼前には到着する必要があり、車では6時間程度かかるそうです。
そのためハノイは夜明け前に出発でしたので、この日はすぐに就寝しました。
そして、翌朝。
ホテルの朝食サービスも始まっていない朝早くから出発です。
団体の代表とはホテルのロビーで集合です。
今回はロビーに1番乗りでした。
代表とは事前にスカイプで顔をあわせていましたが、やはり初対面は緊張するものです。
車中では何の話をしようか、自己紹介の内容を考えたりしているとAさんが到着しました。
Aさんとお互いのホテルの感想について話していたところ、Aさんのホテルはなかなかの驚きがあったようでした。
集合時間はAさんのホテルも朝食サービスが始まっていない時間だったので、翌日の朝食に備えて前日にサンドイッチを買っていたそうです。
Aさんはそのサンドイッチを部屋のテーブルに置いて就寝。
そして、翌朝。
サンドイッチが妙に黒く、サンドイッチに向けて黒い列が。そして、その列はどうも動いてる。
近づいて見てると。それはアリの行列だったそうです。
Aさんの朝食作戦はあえなく失敗。
そして、自分の部屋に大量のアリが存在したまま、ゲアン省に向けて出発です。
もしかするとこの時のAさんは私以上にモヤモヤした気持ちだったかもしれないです。
Aさんが不在の間にさらにアリが増え、テーブルだけでなくベッドなどありとあらゆるところに領地を増やしてるかもしれないです。
ゲアン省から帰ってきて、部屋のドアを開けるその瞬間まで、アリたちがどうなっているか分からないですから。
そんな話をしていると、代表が到着しました。
私はAさんと話している間は緊張が和らいでいましたが、代表の到着と同時に緊張が戻ってきました。
私は初対面の緊張、Aさんはアリの不安を抱えながら、私たちはホテルの外に向かいました。
次回の投稿はゲアン省に到着編を記録したいと思います。