たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録4:ゲアン省に到着
シンチャオ、ハロー。代表に挨拶をしました。
代表は、ハロー。
私達は軽くを挨拶をかわして、車に乗り込みました。
車には代表のご家族も乗っており、運転はその方が担当でした。
我々が車に乗り込むとすぐに車は出発しました。
そして出発と同時に我々は話し始めました。
とは言っても、代表からの質問に答えるのに必死で、今思い返すとどのような会話をしたかは覚えていません。
そのような感じで過ごしていると、気づくと車は高速道路に乗っていました。
そして、いつの間にか会話も終わり、車中は静かになっていました。
やはり早朝の出発ということもあり、皆眠気に襲われています。
代表は眠りに落ちているようでしたが、私は眠るわけにはいかないと思い、必死に睡魔と闘っていました。
運転手のご家族の方と話そうかと思いましたが、その方は英語が話せないため、無言の時間が続きました。
この無言の空間がさらに睡魔を強め、私を苦しめます。
そして、やはり睡魔に勝てるわけもなく私は眠りに落ちました。
目が覚めたのは車の停車ででした。
まずい!と思いあわてて周りを見ましたが、特に何もなく、なぜ停車したか分かりませんでした。
運転手の親族の方が、私たちにも降りるように促し、彼は道路を横断して行きました。
彼はポツンと立っている一軒の屋台のようなところに向かいました。
私達も急いで彼について行きました。
屋台は食事のお店でした。朝食です。
メニューはなく何を注文してよいか分からないでいましたが、代表がおそらく私達の分も含めて注文をしてくれているようでした。
テーブルの上には、太めの木製の箸、紙ナプキン、そしてライムと薬味のようなものが置かれていました。
皆、眠いせいかほぼ会話もなく食事の到着を待ちます。
そして、間もなく店員さんが器を2つ持って、私とAさんの前にボンとおいてくれました。
フォーです。
初めてのフォーです。
あとから知りましたが、このような屋台のようなフォーのお店はけっこうあるようです。
現地の人たちに確認したわけではないのですが、ベトナムのファーストフード的な感じなのでしょうか。
ただこの時は初めてのフォーで、まさかこのタイミングで食べれるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったことをはっきりと覚えています。
そして、味もすごく美味しかったです。
我々は早々にフォーを食べ、あまり休憩もすることなく、再びに車に乗り込みました。
と、ここまではしっかりと覚えていますが、この後のことはほぼ記憶にありません。
運転手の方には大変申し訳なかったのですが、ほぼ寝ていてしまったためです。
次の記憶は、無事はゲアン省に到着し、支社の人たちや代表の親戚の人達とのランチ会やディナーまで飛びます。
次回はその事について写真付きで記録したいと思います。