たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録

3ヶ月間のベトナム滞在記録です。ハノイやゲアン省でのホームステイの記録です。

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録5:ゲアン省での家庭料理

無事ゲアン省に到着。

代表の実家がゲアン省ということで、支社もゲアン省にあります。

到着早々代表は支社にて業務で、私も同行しました。

と言っても、今回は見学者の対応とのことで、私も見学者と一緒に見学です。

もちろん説明はベトナム語のため、説明内容は分かりません。

時々、英語を話せる方が私に英語で説明してくれましたが、やはりなかなか全てを理解するのは難しかったです。

 

そして、そうこうしているうちに見学が終わり、皆で昼食タイムです。

代表のご実家はとても立派で大きな庭があります。

その大きな庭で昼食です。

1つ長いテーブルに皆がずらーっと着席です。

言葉が分からないので困ったなと思いつつ、皆が席に座るのを待ちつつ、自分は誰の隣の席になるか気にしていました。

そうすると1人の女性が私に声をかけてくれました。その方は英語が話せるようで、内心ホッとしました。

安心してその方の隣に座ると、周りの方々も英語が話せるようでした。

話を見ると、私に声をかけてくれた女性やその周りの人達は、団体の社員さんでした。

これからの3ヶ月間、この方達には本当にお世話になりました。

また彼らとの話は色々また記録したいと思います。

 

そして缶ビールをジョッキグラスに注いで乾杯です。

と、一口飲むとびっくりしたのが、ビールが冷えていなかったことです。

なので、皆さんグラスに氷をいれて飲んでいました。

お家での飲みだからか、それともベトナムのスタンダードなのか、この時はビックリしました。

 

**********

下書きにずっと保存されていた続きをとりあえずアップ。

また記録を再開したいと思います。

 

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録4:ゲアン省に到着

シンチャオ、ハロー。代表に挨拶をしました。

代表は、ハロー。

私達は軽くを挨拶をかわして、車に乗り込みました。

車には代表のご家族も乗っており、運転はその方が担当でした。

 

我々が車に乗り込むとすぐに車は出発しました。

そして出発と同時に我々は話し始めました。

とは言っても、代表からの質問に答えるのに必死で、今思い返すとどのような会話をしたかは覚えていません。

 

そのような感じで過ごしていると、気づくと車は高速道路に乗っていました。

そして、いつの間にか会話も終わり、車中は静かになっていました。

やはり早朝の出発ということもあり、皆眠気に襲われています。

代表は眠りに落ちているようでしたが、私は眠るわけにはいかないと思い、必死に睡魔と闘っていました。

運転手のご家族の方と話そうかと思いましたが、その方は英語が話せないため、無言の時間が続きました。

この無言の空間がさらに睡魔を強め、私を苦しめます。

そして、やはり睡魔に勝てるわけもなく私は眠りに落ちました。

 

目が覚めたのは車の停車ででした。

まずい!と思いあわてて周りを見ましたが、特に何もなく、なぜ停車したか分かりませんでした。

運転手の親族の方が、私たちにも降りるように促し、彼は道路を横断して行きました。

彼はポツンと立っている一軒の屋台のようなところに向かいました。

私達も急いで彼について行きました。

 

屋台は食事のお店でした。朝食です。

メニューはなく何を注文してよいか分からないでいましたが、代表がおそらく私達の分も含めて注文をしてくれているようでした。

テーブルの上には、太めの木製の箸、紙ナプキン、そしてライムと薬味のようなものが置かれていました。

 

皆、眠いせいかほぼ会話もなく食事の到着を待ちます。

そして、間もなく店員さんが器を2つ持って、私とAさんの前にボンとおいてくれました。

フォーです。

初めてのフォーです。

あとから知りましたが、このような屋台のようなフォーのお店はけっこうあるようです。

現地の人たちに確認したわけではないのですが、ベトナムのファーストフード的な感じなのでしょうか。

 

ただこの時は初めてのフォーで、まさかこのタイミングで食べれるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったことをはっきりと覚えています。

そして、味もすごく美味しかったです。

 

我々は早々にフォーを食べ、あまり休憩もすることなく、再びに車に乗り込みました。

 

と、ここまではしっかりと覚えていますが、この後のことはほぼ記憶にありません。

運転手の方には大変申し訳なかったのですが、ほぼ寝ていてしまったためです。

 

次の記憶は、無事はゲアン省に到着し、支社の人たちや代表の親戚の人達とのランチ会やディナーまで飛びます。

次回はその事について写真付きで記録したいと思います。

 

 

 

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録3:ゲアン省へ

マダムヒエンでのディナーを終え、ホテルに戻ってきました。

翌日の朝が早いため、お茶もせずに早々に帰ってきました。

と言うのも、翌日からゲアン省に向かうためです。

 

私が3ヶ月間お世話になる団体の本社はハノイにあるのですが、ゲアン省に支社もあります。

団体の代表がその支社に行く必要があるため、私も同行することになりました。

今後、私はハノイの本社だけでなく支社でも活動することがあるため、一度どんなところかを事前に確認しておいた方がよいということでした。

 

ゲアン省の支社には翌日のお昼前には到着する必要があり、車では6時間程度かかるそうです。

そのためハノイは夜明け前に出発でしたので、この日はすぐに就寝しました。

 

そして、翌朝。

ホテルの朝食サービスも始まっていない朝早くから出発です。

団体の代表とはホテルのロビーで集合です。

今回はロビーに1番乗りでした。

 

代表とは事前にスカイプで顔をあわせていましたが、やはり初対面は緊張するものです。

車中では何の話をしようか、自己紹介の内容を考えたりしているとAさんが到着しました。

Aさんとお互いのホテルの感想について話していたところ、Aさんのホテルはなかなかの驚きがあったようでした。

 

集合時間はAさんのホテルも朝食サービスが始まっていない時間だったので、翌日の朝食に備えて前日にサンドイッチを買っていたそうです。

Aさんはそのサンドイッチを部屋のテーブルに置いて就寝。

そして、翌朝。

サンドイッチが妙に黒く、サンドイッチに向けて黒い列が。そして、その列はどうも動いてる。

近づいて見てると。それはアリの行列だったそうです。

Aさんの朝食作戦はあえなく失敗。

そして、自分の部屋に大量のアリが存在したまま、ゲアン省に向けて出発です。

 

もしかするとこの時のAさんは私以上にモヤモヤした気持ちだったかもしれないです。

Aさんが不在の間にさらにアリが増え、テーブルだけでなくベッドなどありとあらゆるところに領地を増やしてるかもしれないです。

ゲアン省から帰ってきて、部屋のドアを開けるその瞬間まで、アリたちがどうなっているか分からないですから。

 

そんな話をしていると、代表が到着しました。

私はAさんと話している間は緊張が和らいでいましたが、代表の到着と同時に緊張が戻ってきました。

 

私は初対面の緊張、Aさんはアリの不安を抱えながら、私たちはホテルの外に向かいました。

 

次回の投稿はゲアン省に到着編を記録したいと思います。

 

 

 

 

 

 

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録2:ベトナムで初めてのディナー

待合せは私が宿泊しているSuper Hotel Candleのロビーです。

 

私がロビーに降りたのはたしか約束の時間の10分前程度でしたが、すでに同行者の方は到着していました。

私は、習慣として人との待ち合せには約束時間の15分前には到着し、出来れば一番乗りするようにしています。

そのため、約束に遅れたわけではないので別に問題ではないのですが、部屋でゆっくりしすぎた事を少し後悔しました。

 

ベトナム経験者である同行者の方(以下、Aさんとします)から、3つくらい候補のレストランを挙げてもらいました。

その中から、なにを基準にして選んだかはもう覚えていないのですが、あるベトナムレストランを選びました。

そして、お決まりのGrabで目的地を設定し、タクシーを予約しました。

今回もAさんがタクシーを予約してくれたので、次回こそは私がタクシーを予約しますねみたいな会話をしながらタクシーの到着を待ちました。

そんなちょっとした会話をしているうちにタクシーが到着。私たちはレストランに向かいました。

 

あたりはすでに暗くなっていましたが、バイクの交通量は多いままでした。

空港からホテルに向かってるときは、疲れや緊張のためかバイクの交通量が気にならなかったですが、この時にようやくバイクの多さに驚きました。

テレビなどで見る以上の多さに感じつつ、これから3ヶ月間のベトナム生活が始まるという実感が強くなりました。

 

そして、レストランに到着。

レストランはマダムヒエン( Madame Hien )です。

とても有名なベトナムレストランとの事で、本格的なベトナム料理がほぼ初めての私にとって嬉しいディナーです。

席は室内かバルコニー席かを選べましたが、迷うことなくバルコニー席にしました。

席につくと、スタッフさんがメニューを持ってきてくれました。

ベトナム料理が分からない私は、Aさんオススメの料理を注文。

そして、料理が来る前に乾杯。

 

と、ここまでは覚えているのですが、ここから先の記憶が完璧に消えています。

料理もとても美味しかったのは記憶しているのですが、何を食べたかがすっぽり消えています。

自分の記憶力の乏しさに悲しくなりました。

 

ただ、1つはっきり覚えているのが、同じバルコニー席のエリアに、元日本代表監督のフィリップトルシエさんがいたことです。

私がトルシエさんに気付くと、彼も気付いてくれて、私に頷いてくれました。

また、私達が帰る際にも手を振ってくれました。

もちろんトルシエさんはお食事中でしたので、写真や握手などはひかえましたが、ベトナム初日から最高の瞬間を味わえることが出来ました。

 

この偶然をこれからの3ヶ月間の幸先良いスタートだと思いながらマダムヒエンを後にしました。

そして、ホテルに戻り明日からの準備を始めますが、それは次回の投稿で記録したいと思います。

f:id:vietnamdiary:20201021072349j:plain

 

 

 

 

 

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録1:ベトナム、ホテル到着

とあることから、私はベトナムで3ヶ月間のボランティア的な活動を行いました。

本記事から当時の記録を投稿していきたいと思います。

記事はベトナムに向けての飛行機から始まります。

 

 

まず私は人生でベトナムには行ったことがなく、東南アジアへは高校時代の修学旅行のタイ・マレーシア以来でした。

そのため、ベトナムのイメージは観光本から得られるものだけで、ベトナムの方々の生活様式などの知識は持ち合わせていませんでした。

 

そのような事もありベトナム行きまでの準備期間は日々緊張しており、ベトナム行きの飛行機の中ではその緊張がピークになっていました。

機内では、機内サービスの食事もほぼ食べずに、お世話になる団体向けの自己紹介文をひたすら反復練習してたような覚えがあります。

緊張状態の中、そのようなことをして過ごしていると、あっという間にノイバイ国際空港に着陸するという機内案内が聞こえてきました。

そして、無事着陸。

ベトナムハノイに初めて降り立ちました。

 

初めてベトナムに降り立った印象は、思ってたよりかは蒸し暑くないなということでした。

ただこれは、それくらいしか頭によぎらないほど、これから3ヶ月間という長い期間を初めての国で、しかも日本人が自分しかいない団体で過ごすということがいよいよ現実のものになるということで頭が真っ白だったのだと思います。

 

そして、この緊張とは裏腹に入国手続きは何事もなく進み、気がつけばタクシー乗り場に立っていました。

実はこの時、私以外にもう1人日本人の方がいて、その方は最初の1週間だけ私のサポート役として同行してくれることになっていました。

その方はベトナム滞在のベテランで、タクシーの手配についても、手慣れた手つきでケータイアプリを操作していました。

このアプリは「Grab」というもので、行き先を設定するだけで、代金が自動算出され、最寄にいるタクシーを確保してくれるものです。

ベトナム初心者の私にとってGrabは本当に便利で、Grabのおかげで様々な場所にスムーズに行くことが出来ました。Grabはベトナム滞在期間中1番活用した心強いアプリでした。

そして、タクシーが5分も経たないうちに到着し、私と同行者の方を乗せ、私が宿泊するホテルに向けて走り出しました。

 

車中ではホテル到着後の予定を確認する程度の会話くらいで、たんたんと目的地であるホテルに近づくのみでした。

私はそのような中、無言で街並みをずっと眺めているだけでした。

空港を出発し、交通量が、特にバイクが増えて行くにつれ、ハノイ市街に近づいていることを感じることが出来ました。

ある程度無言の時間が経った時に同行の方から「ずっと外を見てますが、何か気になる事でもありますか?」と私に質問を投げかけました。

特に理由はなくただ単に外を眺めていただけで、強いて言うならば無心で眺めていると緊張が和らぐかもと思い、そうしていただけでした。

ただ、その方には「街を眺めるのが好きなんです」と、今となっては理由は分からないですがウソを言いました。

 

そして、どれくらいの時間を走ったかは覚えていないですが、私が宿泊するホテルに到着しました。

ホテルは日本でも利用したことのあるスーパーホテル系列のSuper Hotel Candleです。初めての国で3ヶ月間も1人で過ごすということで、日系のホテルが安心だと考えてSuper Hotel Candleにしました。

 

私は3ヶ月分の重いキャリーケースを引っ張りながら、フロントに向かいました。まずはチェックインです。

その時の私はベトナム語はシンチャオ以外分からなかったため、「シンチャオ。Hello. I'd like to check in, please.」とおそるおそる英語で尋ねました。

そうすると、「こんにちは。チェックインですね。お名前は?」と流暢な日本語でかえってきました。

この短い日本語を聞けただけで、一気に緊張や疲れが和らいだような気がしました。Candleさんにしてよかったと心の底から思いました。

 

そして、チェックイン完了後、同行の方とは夕食まで一旦解散しました。同行の方は別のホテルに宿泊です。

私は自分の部屋に向かうと、案内係のスタッフさん以外に別のスタッフさん2人も部屋に来てくれました。

1人は予約の際に色々対応してくれた方、もう1人は日本語通訳のスタッフさんです。

お二人とも日本語が流暢で、私はより一層安心しました。

お二人には滞在期間中にとてもお世話になり、休みの日には観光にも連れて行ってくれました。お二人との話は、また別の投稿で記録したいと思います。

 

彼女たちから一通りの説明を受けた後、簡単に荷解きを行い、3ヶ月間生活する部屋のチェックを行いました。

部屋は、サービスアパートメントでしたので、1人には十分すぎるほどの広さ、設備でした。

部屋はもちろんのこと、洗面所やお風呂も事前にネットで確認していた通りとてもキレイで、快適に過ごせそうだと安心しました。

また、お手洗いがウォシュレット完備なのは日本人にとってはとてもありがたいと思いました。

Wi-Fiも十分なスピードでネット環境もバッチリでした。

 

ひと段落ついて、旅路の疲れを癒すために休憩していましたが、あっという間に夕食の時間が迫ってきました。

疲れを癒すのもほどほどにして、必要なものをまとめて、急いでロビーに降りていきました。

 

 

ベトナム到着編はこの辺りで終わりにして、次の記事ではベトナムでの初めての夕食について投稿したいと思います。

 

最後に。

到着した日で1番記憶に残っているのが、チェックイン待ちの際にキャリーケースを倒してしまったことです。

何故かは分からないですが、この事は未だに鮮明に覚えています。

ベトナムに滞在した3ヶ月間、このような些細なことを鮮明に覚えていることが多々あります。このようなことを他の投稿でも記録していきたいと思います。

 

f:id:vietnamdiary:20201018153239j:plain

 

 

 

 

たった1人の3ヶ月ベトナム滞在記録始めます

2018年にベトナムに3ヶ月間滞在しました。

滞在目的は、現地の団体をサポートすることで、ボランティア活動のようなものでした。

2年が経ったいま、妙に当時が懐かしくなり、当時のことを記録に残そうと思い、このブログを開設しました。


ブログタイトルに「たった1人」とありますが、1人孤独にという意味ではなく、私が3ヶ月間所属した団体には日本人が私以外にいなかったという意味です。

3ヶ月の間に多くのベトナム人の友人ができ、とても充実した日々を過ごすことが出来ました。

その日々を記録していきます。

結構時間がたったこともあり、記憶が曖昧なことも沢山ありますが、写真などから記録を書いていきたいと思います。


それでは次の投稿から記録をスタートします。